介護福祉士の給料
介護福祉士の給料ですが、これは地域差も若干ありますし、どこに雇用されているかによってかなりのばらつきがあるのです。老人介護施設などで平均月給30万円というところもありますし、20万というところもあります。
ざっと求人広告を見てみると、最低額が20万から23万。中には、経験を積んでレベルアップしていくことで、お給料も変動していくランクアップ制をとっているところもあります。それに諸手当が付き、賞与が年2回で、年収にして300〜350万辺りが平均的と言ってよさそうです。
これは経験者であっても、そして年齢的には30代、40代といった人たちでこの金額ですから、正直言って決して高いとは言えないのが現実です。介護の仕事は体力も精神力も必要ですし、介護福祉士となれば国家資格ですから、それだけの専門性が求められています。それでこの給与なのです。
そのため、日本国家として介護の手が切に求められているにもかかわらず、介護の現場では人手不足が続いています。
介護福祉士の報酬が少ないのは、介護保険など、公的保険制度の下での事業を行っている事業所がほとんどであるため、点数によって介護報酬が決められているといった事情もあります。
しかし、介護福祉士は看護師や医師と同じく国家資格なのです。そしてこれからの社会に絶対必要な存在です。介護福祉士の社会的地位と共に、給与の面でもさらに高い評価をされることが望ましいですね。
介護福祉士の雇用形態
介護福祉士の仕事は24時間、365日必要とされています。介護・保健関係の施設、福祉関係の施設、医療機関、居宅介護をメインとした事業所、介護付きマンション等、職場はさまざまですが、一般に早番・遅番・日勤・夜勤等、幾つかの時間帯に分けたシフト制をとっています。
日曜・祝日に完全に休みというわけにはいきませんが、4週8休を保証しているところが現在では多いようです。そのためには人員を確保する必要があり、正社員だけでは回りきらないため、契約社員・派遣社員・非常勤・パート・アルバイト等、いろいろな雇用形態をとっています。
家庭の事情などによってはどうしても夜勤が無理な人などもいるため、夜勤のみのパートを募集していたり、土日・祝日に働ける人だけを募集していたりもします。介護の学校に通いながら実地で経験を積みたい人などには、そのようなところでアルバイトをするチャンスにもなります。
正社員としてフルに働くのは無理だけれど、パートで働きたいといった人たちには、自分のライフスタイルに合った働き方を選びやすいとも言えるかもしれませんね。
介護福祉士の福利厚生
入所施設はもちろんのこと、訪問の場合も夜間のサービスを行っています。
日曜、祝日や夜間は利用者もその分の料金が加算され、同時にヘルパーや介護福祉士なども手当てがつきます。
訪問でのサービスを専門に行う場合は、実稼動した分のみが給与に反映され、事業所によっては広い地域をカバーする場合も多く、移動費は支払われるものの、時間的なロスが多い分収入面ではあまり多くは望めない場合もあります。
時給に換算すると、都心部でも900円から1500円程度です。
夜間手当て等は別途支給されますが、幅のあるのは作業内容によるものです。求人面でも、パートのホームヘルパーを求める所が大半で「介護福祉士」としては、宝の持ち腐れと言わざるを得ないかもしれません。
有資格の「介護福祉士」の求人の多くは入所、通所施設です。デイサービスセンター(通所介護)、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム(特養)、グループホームなどがそれにあたります。
常勤の介護スタッフとして勤務すれば社会保険への加入、福利厚生の利用も出来ることになります。
給与は都心部で20万円から25万円程度です。
常勤スタッフとして働いた場合は、利用者との関係も深くなり、多くの時間を過ごし信頼関係も築くことができ易いでしょう。
一人ひとりをより丁寧に、親身になってケアすることは「介護福祉士」としてのやりがいを与えてくれることに繋がることでしょう。
介護福祉士の職場
介護福祉士の職場は多岐にわたり、一言で言ってしまえば介護の現場が介護福祉士の働く場所となります。
例えば、高齢者の方が入居、入所して生活を送る特別養護老人ホームや介護老人保健施設、ショートステイといった介護保険施設。
あるいは病院の老人病棟などで、食事・入浴・排泄等の介助を行う介護職員として、医療機関でも介護福祉士が求められています。
通所型のデイサービスで利用者の方のお世話をしたり、訪問介護では在宅で生活している要介護者の自宅に通って援助します。訪問介護を行っている事業所は、「サービス提供責任者」という法的に位置づけられた専門職を置くことが義務づけられており、これは看護師や介護福祉士しかなることができません。
また、高齢者だけではなく、身体や精神の障害を持つ方のための社会福祉施設や福祉作業所やグループホームなども、介護福祉士が求められている現場です。
介護福祉士は、単に介助をするだけでなく、介護指導のスペシャリスト、介護を必要とする方ご自身及びご家族・関係者にとって一番身近なアドバイザーとしても必要とされています。
さらに、介護福祉士を養成するための講師や実技指導員としても望まれています。
現在介護を必要とする方の自立支援のためにも、介護の現場では介護福祉士の働く場所は多く、これからもますます求められていくことでしょう。
これから介護福祉士を目指す方は、介護福祉士の給料は気になるますよね。当ページでは、「介護福祉士の給料」や「介護福祉士の雇用形態」「介護福祉士の福利厚生」などについて掲載しています。